スマホ決済の種類と導入のメリット・デメリットを解説します!

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日本は海外にくらべて「キャッシュレス化が遅れている」とよくいわれます。たしかにまだまだこの国では、現金を持ち歩かずに生活するというのは現実的ではありません。しかしゆっくりではありますが、電子マネーの普及などで少しずつキャッシュレス化が進んでいるのも事実です。

とくに躍進が目立つのは、スマートフォンを利用した決済方法ではないでしょうか。総務省の調査(2017)によれば、すでに国民の50%以上がスマートフォンを利用しているとのこと。実店舗型のビジネスを展開している経営者であれば、今やスマホ決済の導入は重要課題といえます。

そこで今回は、経営側から見たスマホ決済のメリット・デメリットや代表的なサービスをご紹介します。

スマホ決済導入のメリット

メリット1:導入が簡単

現金以外の決済方法というと、これまで最もポピュラーだったのはクレジットカードでの支払いでした。しかしカード決済を導入するためには、約10万円もする専用端末を買わなければなりません。コストに見合うだけのメリットがあるかというと、客単価の高いお店や海外からの旅行客が多いお店でないかぎりは微妙なところです。

それに対し、スマホ決済は初期コストがほとんどかかりません。各社サービスともに決済用端末は無料で提供していますので、気軽に導入することが可能です。審査も短期間で済むため、申し込みから1週間程度で実際にスマホ決済をはじめることができます。

メリット2:手数料が安い

決済手数料の安さもスマホ決済の大きな魅力です。クレジットカード決済の場合は平均6%前後の決済手数料を支払う必要がありますが、スマホ決済であれば3%程度の手数料しかかかりません。わずかな差ではありますが、塵も積もれば山となるのが手数料です。飲食店など原価率の高いビジネスをしているお店であれば、この差は見逃せないはずです。

さらに、振込手数料についてもスマホ決済は割安な傾向にあります。こちらは各社サービスごとに異なりますが、完全無料となっているサービスも少なくありません。

メリット3:迅速な入金

現金以外で決済することのデメリットは、入金までのタイムラグがあるという点でした。クレジットカード決済の場合であれば、毎月1,2回のきまった日にまとめて入金されるという形式が一般的です。しかし資本に余裕のない小規模店舗では、これは経営上の大きなマイナスとなります。少しでも早く現金を手にしたいと考える人が多いことでしょう。

一方スマホ決済では、最短のサービスですと翌日の入金が可能です。資金繰りの悩みが解決されれば、それだけ大胆な仕入れや新商品開発を進めることができますので、小規模な店舗では大きな強みとなります。

スマホ決済導入のデメリットは…?

さて、ここまでメリットばかりを見てきましたが、それではデメリットはどうなっているのでしょうか?

結論からいうと、これといったデメリットはありません。初期投資は基本的に無料ですので、たとえ利用者がまったくいなかったとしても損失はゼロです。決済手数料がかかるぶん現金決済にくらべると利益は減りますが、売上が発生しなければ手数料もかからないのですから、マイナスにはなりません。1人でもスマホ決済を利用するお客さんがいればそれだけでプラスになるといえるでしょう。

迷っているのであれば、「とりあえず導入してみる」という選択肢は充分ありです。

スマホ決済の代表的サービス

それではいよいよ、代表的なスマホ決済サービスを見ていきましょう。

Square

square

https://squareup.com/jp

現在最も日本国内で勢いがあるのはSquareでしょう。初期費用・月額費用が無料で、決済手数料も3.25%と割安なのが魅力です。また、最短で翌営業日に振り込まれることや、振込手数料が無料なのも人気の理由といえます。さらに、専用のPOSレジアプリを使えば現金支払いと一括で売上管理をすることができますので、経理上のメリットもあります。

楽天スマートペイ

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https://smartpay.rakuten.co.jp/

楽天スマートペイの特徴は、なんといっても楽天が運営元だという点です。大手だけに連携しているサービスが多く、主要なクレジットカード会社やレジアプリはほとんど使うことが可能です。また、楽天銀行の口座をもっていれば振込手数料は無料で必ず翌日に入金もされますので、利便性にも秀でています。初期費用・月額費用も無料ですから、楽天銀行の利用者にとっては最もお得なスマホ決済サービスといえるでしょう。

Coiney

coiney

https://coiney.com/

こちらのCoineyも利用者の多いスマホ決済サービスです。決済手数料は3.24%と業界最安値なのが魅力で、導入コストもまったくかかりません。ただし、入金タイミングは月1回だけで、振込手数料も有料となっているのがネックです。以前は勢いがありましたが、現在はもっとコストパフォーマンスに優れたサービスが登場してきましたので、これから新規に導入する人にとってはさほど魅力はないかもしれません。

WeChat Pay

wechat

http://www.netstars.co.jp/wechatpayment/ (画像・リンクは代理店ネットスターズ)

こちらは、中国最大のSNSであるWeChatが提供するスマホ決済サービスです。3億人以上が利用していますので、中華圏からの観光客が多いお店にとっては導入しておいて損のない決済方法だといえるでしょう。以前は中国の銀行口座を持っていなければ導入できませんでしたが、現在は国際クレジットカードがあれば誰でも利用することができます。まだ日本国内で導入している店舗はさほど多くないので、今導入すると大きなアドバンテージになるでしょう。

まとめ

以上、スマホ決済を導入する上でのメリットや種類について解説してきました。ただし、これはあくまでも2018年1月時点でのものです。

スマホ決済サービスはまだまだ発展途上であり、今後もっと便利で低コストなサービスが登場してくる可能性もあるでしょう。せっかくスマホ決済を導入するからには、そうした新しい情報にも常に目を光らせたいところです。

また、いずれのサービスも「導入コストは無料なのが当然だ」という流れになっていますので、迷ったときには主要なサービスをすべて導入してみるというのも一案ではないでしょうか。

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